

お困りごと・症状
・上下の前歯が揺れていて、当たると痛くて食べるのが困難。半年前に部分入れ歯を作ったが、作った後左下の歯が抜けて、入れ歯が安定しない。安定剤を入れて何とか使っている。
治療内容
残せる歯に対しては、歯周治療および入れ歯の安定のための処置を行い、歯ぐきの高さの維持を図りました。
上下の総入れ歯製作にあたっては、まず治療用義歯を使用して咬み合わせの治療を行い、その後、自費にて総入れ歯を製作いたしました。
治療費(税込)
- 上下:自費総義歯 880,000円
リスク・副作用
咬み合わせ治療のため数か月間のリハビリが必要。残存している歯のケアも継続的に行う必要がある。歯ぐきが炎症を起こすと、入れ歯の適合性が低下するため、定期的なメンテナンスが重要。
歯科医師よりコメント
この方は、半年前に部分入れ歯を作成されたとのことですが、残っていたご自身の歯が歯周病により揺れ始め、入れ歯が合わなくなってしまい、歯も抜けてしまったとのことでした。
入れ歯は作るだけでなく、残っている歯・残した歯をしっかりとケアし、維持していくことが、長期的な安定につながります。
音楽がご趣味で、歌っている際に入れ歯が外れることがあるとのご相談がありました。
唇の動き(形)を再現するのに少し苦労しましたが、治療用の入れ歯でその形態を修正し、適合する形を作り出すことができました。完成した入れ歯では、問題なく歌っている際も外れることなく使えているとのことです。
「歌うのが楽しみです」と、現在も定期的にケアに通ってくださっています。
また、咬み合わせの治療を行い、適切な位置で咬めるようになり、なお且つ咬むための筋肉が元に戻ったことによって口元も変わってきました。

