

お困りごと・症状
上の入れ歯の厚みが気になり、装着すると「おえっ」となってしまい、食欲がなくなる。
治療内容
- 上顎:自費診療にて総入れ歯を製作しました。歯ぐきの高さを維持するために、残せる歯に対して歯周治療と神経の治療を行いました。
- 下顎:金属床の部分入れ歯の製作、歯周治療、上下の咬み合わせ治療を実施。すり減らない陶歯(セラミック歯)を選択しました。
治療費(税込)
- 上顎:自費総義歯・陶歯
- 下顎:金属床・陶歯
- 上下合計 980,000円
リスク・副作用
- 上顎:咬み合わせ治療のため数か月間のリハビリが必要。残存している歯のケアが必要であり、歯ぐきが炎症を起こすと入れ歯の適合性が低下する。
- 下顎:下の残っている歯の状態が、上の入れ歯の安定にも関係する。
歯科医師よりコメント
嘔吐反射が強くでてしまうケースでした。
咬み合わせの治療に使用したトレーニングデンチャーの気持ち悪さをコントロールすることに時間をかけ、細やかな調整にも注意を払いました。その甲斐もあり、上あごを広く覆う形の総入れ歯でも、気持ち悪さを感じずに快適にお使いいただけているとのことです。
下に歯が残っていることもあり、すり減りが無い陶歯(セラミックの人工歯)を選択していただきました。現在は気になることもなく、「何でも美味しく食べられる」とおっしゃっており、私たちも本当に嬉しく思っています。