

お困りごと・症状
5〜6年前に入れ歯を作ったが合わなかったため捨ててしまった。咬むのが大変。入れ歯以外の方法で作ることができるかを知りたい。
治療内容
- 上顎:自費の総入れ歯を製作しました。残せる歯に対しては、歯周治療と入れ歯の安定を目的とした処置を行い、歯ぐきの高さの維持を図りました。
- 下顎:すべて保険診療で対応しました。歯周治療・歯周外科処置を行い、咬み合わせの治療を実施したうえで、かぶせ物を作成しました。
治療費(税込)
- 上顎:自費総義歯 495,000円
リスク・副作用
- 上顎:咬み合わせ治療のため数か月間のリハビリが必要。残存している歯のケアが必要であり、歯ぐきが炎症を起こすと入れ歯の適合性が低下する可能性がある。
- 下顎:歯周外科処置の際に、出血や投薬を伴う処置が必要。下の残っている歯の維持が、上の入れ歯の安定にも関係する。
歯科医師よりコメント
歯を残すための歯周治療と咬み合わせの治療に時間を要し、治療が完了するまでに3年もの期間がかかりました。長い治療期間にもかかわらず、根気よく、あきらめずに通い続けてくださったことに、心より感謝申し上げます。
噛み締める癖があることもご自身で意識し、今でも気をつけてくださっています。
上の入れ歯もよく馴染んでおり、「なんでも食べられる」と、ナッツや漬物、野菜なども問題なく召し上がっているとのこと。快適にお過ごしいただけているようで、私たちも大変うれしく感じています。