あすなろ歯科における、入れ歯治療の一般的な流れをお伝えしたいと思います。もちろん患者さまの状況によって多少変わってしまうこともありますが、「こういう流れが多いかな・・」という内容をお伝えします。
初回ご来院時の流れ(初診)
まずはカウンセリングです。専任の女性カウンセラーが現在の症状やご要望などを詳しくお伺いします。
例えば、すでに入れ歯をお持ちの方であれば、「○○を食べにくい」とか「すぐ外れる」とか、あるいは「右側が痛くて噛めないので、いつも左で噛んでる」とかいろいろあるかと思います。
現状お困りのことをすべて教えてください。
次に、実際に歯科医師がお口の中を診させていただき、すでに入れ歯をお持ちの方であれば、入れ歯を少し修理・修正して、お困りごとを改善します(職人の入れ歯 お試し体験)。
ありがたいことに、この段階で限りなく100%に近い方に「今までと全然違う!」「よくなった!」とおっしゃっていただけています。
2回目の来院時の流れ
2回目の来院時には、今残っている歯や、歯茎の状態を調べる検査をします。具体的には、レントゲン、歯周病菌の検査、虫歯の検査、といった内容になります。
もしかすると「今痛みがあるところだけを調べたらいいんじゃないの?」「どうして他の歯まで調べるの?」と思われるかもしれません。
疑問に思われるのもごもっともですが、決して無理に何回も来院してもらうためではありません。
先ほどもお伝えしたとおり、入れ歯が合わない、痛い、噛めないといった症状は、入れ歯自体に問題がある場合ももちろんありますが、反対側の歯の噛み合わせがずれているから痛みがでるとか、歯茎がゆるんでいるからずれやすい、など、痛みとその原因が違う場所であることも多くあります。
そのため、お口の中全体を診せていただいたあとに、治療方針を検討する必要があり、そのための検査となります。
3回目の来院時の流れ
3回目の来院時の内容は、前回の検査結果の回答、原因の見立て、治療内容の確認となります。
たとえば「この歯の痛みは、反対側のこの歯が原因だと思われますので、この歯を治療したいのですがいいでしょうか?」「総入れ歯にした方が間違いなく安定しやすいですが、どう思われますか?」「今お使いの入れ歯をそのままお使いになりながら、調整していった方がいいと思います。」などといった歯科医師の所見をお伝えしながら、患者さまのご要望を確認します。
もちろんそれぞれの治療には、長所短所がありますので、それも含めてしっかりお伝えします。少しでもご不安なことがあればなんでもご質問ください。
4回目以降:本格的な治療開始
前回決まった治療方針に沿って、具体的な治療を開始します。
ここから先は、患者さまのお口の状況や治療内容によって期間も異なります。
お口の中を治療する必要がなく、かつ保険の入れ歯ということであれば、約1ヶ月ほどで完成する場合もありますし、お口の中の治療が必要で、かつ自費の入れ歯ということであれば、入れ歯が完成するまでに半年から1年ほど必要、といったこともあります。
保険と自費について
この段階で、「保険」なのか「自費」なのかを必ずしも決定する必要はありません。最初は「保険」を希望されていて、治療を続けていくうちに「やっぱり自費を検討しようかな」という方もたくさんいらっしゃいますので、ご安心ください。
入れ歯の「根本治療」ならあすなろ歯科にお任せください。
入れ歯の悩みはたくさんありますが、入れ歯の調整をするだけでは一時的に改善することはあっても、完全に改善することはほとんどありません。
しばらくするとまた痛みなどが出てくることも多いです。なぜならお口の中や普段の生活習慣にその原因があるので、その原因を取り除かない限り、当然また症状が出てくるからです。
当院の患者さまで、「右下の部分入れ歯が痛くて噛めない」という方がいらっしゃいました。来院された当日に入れ歯を修正して噛めるようになられたのはよかったのですが、右側で噛めない原因が、実は左側の歯にあったということがありました。そのことをお伝えして、2回目以降に左側の歯の治療をし、いまでは問題なく生活されています。
根本となっている原因をしっかり治療することで、いつまでも快適な生活を手に入れることができます。
入れ歯の「根本治療」はあすなろ歯科にお任せください。